「スローフード」という言葉をご存知ですか? 最近は、ようやくマスコミなどでも取上げられ、言葉としては市民権を得てきました。でも、そのほんとうの意味は、まだまだ知られていないのが現状です。
「スローフード」とは、お手軽な「ファストフード」に対して生まれた言葉ですが、食事そのものを指すのではなく、正確には「スローフード運動」と呼ばれるべきものなのです。本来「人が生きる姿とはどういうものか」ということを見直し、人の営み、生活習慣にゆとりをもって生きましょう、という考え方。そして、生きるための根本である「食」を取上げているのです。
イタリアの片田舎で発祥したこの「スローフード」は、食に関わることの基本を見つめ直し、生きることを考えよう、という運動です。
今や世界中に広がっているこの運動の本部となるのが、イタリア インターナショナルスローフード協会。民主主義に基づいた、文化的、国際的、社会的、教育的な協会であり、食分野における共通した文化的な関心を培う意志を有する人々によるメンバーシップに基づいた協会です。
私ども信州スローフード協会は、イタリア インターナショナルスローフード協会から正式に認められた団体です。
長野県の伝統的な食材や郷土料理、酒、味噌、漬物など豊富な食材、食文化全般について、生産、流通、消費といった人の営みに適った環境になるよう、いろいろな活動を行います。また、他県との情報交換により、異なる文化の学習からその他の特色を研究します。さらに、次世代、とくに子供たちへの食育を中心に長野県の食文化について運動を進めてゆきます。 |